×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

DS-14  肝炎ウイルス


【 ターニングポイントか? 】 − 2006.06 中旬 −

前回の検査から1ヵ月が経ちました。
そうです、明日、毎月の診察日なのです。
明日の診察は、術後、そして退院して復活してから、ちょっとしたターニングポイントだと
感じています。
前回の血液検査で、GTPが60程度であったものの、肝機能が上昇の傾向を見せ、
「様子見・・・」という事で今日に至ります。。。
正直、少し不安だったりします・・・。
なぜなら、肝機能が一気に急上昇している事も大いに有り得るからです。
手術前、癌の告知を受けた頃、内科病棟で入院していた時には、肝機能が全く良好でした。
良好だからこそ、手術が可能という事でした。
手術する為に外科病棟に入院する際、ベットの空きがでるまで、
一旦、退院し自宅待機をしなければならない時期がありました。
手術までの間、癌細胞が増殖する事を防ぐ為に、カテーテルで肝臓の腫瘍に
「ファルモルビシン」という抗癌剤をブチ込みました。 自宅待機日数は、23日間でした。
外科からベットの空きの連絡が入り、即日入院しました。
そして血液検査をしてみたところ・・・、
ナント!GPTが500台まで一気に跳ね上がっており、手術延期になった事が実際にありました。
たった23日間で、正常だった肝蔵が一気に荒れていたのでした・・・。(汗)
そういった過去の事例があるので、この1ヶ月間で数値が一気に上昇する可能性もあるのです。
肝機能の数値(GOT、GPT)が300台にまで跳ね上がっていたら 多分、入院になるでしょう・・・。

話が暗くなるかもしれませんが、
最近、再発する事ばかり考えています・・・。
私の場合、肝蔵が荒れると肝細胞癌が再発する確率が高くなります。
肝機能上昇は、私にとってはハイリスクな状態と言えるのです。。。
もし上がっていたとするならば、いっその事、一気に数値が上がって欲しい・・・。
ハイリスクになる事は否めませんが、入院して肝臓の数値を下げる点滴(強力ミノファーゲンC)でも
注入して、肝機能を正常化させたい・・・(^^;
凄く邪道な考えかもしれませんが、微妙に、しかも中途半端に肝機能が穏やかに上昇して
治療はまた「様子見・・・」という診断を明日の検診で受けてしまったとしたら、
個人的にはシックリこないかもしれません・・・(−−;
微妙にゆっくりとしたペースで肝臓が荒れ続けていくと、癌が再発してしまうのでは???
という不安感が増すだけの様な気がするからです・・・。

一番良いのは、明日、肝機能が正常値になっていれば良いという事ですが、
う〜〜〜〜〜〜ん、コレばかりはワカリマセン。。。(汗)
神のみぞ知る・・・って感じですネ!

まぁ、神様も、私の肝臓の数値なんか知ったこっちゃないかぁ〜!(爆)






【 諸悪の根源 】 − 2006.06 下旬 −

諸悪の根源は、B型肝炎ウイルス(HBV)です。
私が保有しているHBV (Hepatitis B Virus) は、長い間(現時点で38年間)私の肝臓に居座り、
時折暴れ出すことで肝機能を悪化させ、あげくの果てには「肝細胞癌」という
とんでもない悪性新生物を誕生させたのでした・・・。(−−;
その諸悪の根源的なHBVが、今、暴れ出している・・・。
現在、それが私の体内で起こっている最も重要度の高い問題点なのです。
特に目立つ症状もなければ、日常生活は何の支障をきたす事なく普通に過ごせる・・・。
他人からは、全く問題が無い健康な人に見える事でしょう。
しかし、現実のところは、HBVのせいで肝機能は低下しており、肝硬変への道のりを
一歩ずつ進んでいる・・・そんな状態なのです。(−−;
勿論、肝細胞癌が再発するリスクも更に高まっていきます。
私にとって、このHBVは、癌再発の引き金・トリガーだったりします。

血液検査の結果、案の定、肝臓の数値が上昇していました。(汗)
それも、前回変に予想した通りの中途半場な上がり具合だったのです・・・。
1ヶ月前は、GPT(基準値:8〜42)が66だったのに対し、今回は128でした。
B型肝炎そのものの数値として見た場合、高いには高いのですが、
正直、まだ妥協できる程度の数値だと思います。
医師に言われた治療方は、「今回も様子見・・・」との事でした。
しかし、この上がり方は、現状ではまだ妥協できる範囲とは言え、
前回の数値が単純に倍増している値であることから
来月、更に倍増していく傾向にあるのではなかろうか?とも感じてしまいます。

来月、数値の上昇次第で、抗ウイルス剤「ラミブジン(ゼフックス)」の服用を検討すると
医師から告げられました。
ラミブジンより効果性が少しだけ高いと言われる「エンテカビル(バラクルード)」は、
9月に認可が下りるとの事で病院で使えるのはその1ヶ月後程度と医師は言っていました。
ですので、それまではラミブジンを服用し、10月からエンテカビルに切り替えての治療になります。

新薬が出て治療ができるという事は、素晴らしい事ですが、
B型肝炎について、自分なりにもう少し詳しくなりたい・・・と感じています。
病院の帰り、本屋に立ち寄り、B型肝炎について調べようとしました。
しかし、B型肝炎は、肝臓病の一部としか扱われておらず、ましてや肝炎となると
C型肝炎が中心で話が進んでいく書籍ばかりです。
C型肝炎だけを取り扱った書籍はあっても、B型肝炎のみの書籍は無く、
また、肝臓病全般を内容として扱っている書籍でも、C型肝炎の内容が5〜6割程度に対し、
B型肝炎の部分はほんの2〜3ページで終わり・・・なんてものもザラです。(−−;
これは数年前からの状況と何ら変わらないものでした・・・。
今は、ネットという情報源もありますが、ネットができない人にとっての情報源は、
やはり書籍からという事になろうかと思います。
また、B型肝炎の情報を持っている人(医療従事者)でも、ネットをやっていない人も多く、
貴重な情報を持っていても、ネット上にUPしない限り我々はそれを知る事はできないでしょう。
そういう点を考慮すると、ネットだけの情報を是とするのは偏りが出てしまう・・・と考えています。

個人的な意見ですが、B型肝炎はC型肝炎より軽視されがちと感じています。
それは、B型肝炎患者よりC型肝炎患者の方が多く、
肝細胞癌患者の割合は、C型肝炎から肝硬変を経ている場合の割合が
圧倒的に高いからだと思います。
確率は低いかもしれませんが、私の様に肝硬変のステップを飛ばし、
いきなり肝細胞癌になるケースもるわけです。
これはC型には無いB型特有の恐ろしい部分でもあります!
B型肝炎をナメていた私にとって、そういったリスクがある病気という事を、
もっと社会に伝わる様にして欲しいと感じています。
せめて誰もが目にする事ができる書籍で・・・。
B型肝炎キャリアの人で、いきなり肝細胞癌になるというケースもある事を
知らない人って結構、いや、かなり多いのではないか?と思います。。。

私は、B型肝炎をあまり勉強していなかった・・・、
ゆえに、肝硬変にならなければ、癌になることは有り得ないと思い込んでいた・・・、
その為、HBVというウイルスを軽視してしまった・・・、

そういった無知さ加減が、私を肝細胞癌へ導いたのだと感じています。


知識を得る事は今からでも遅くはありません。
これから、世界一売り場面積が大きいと言われる池袋のジュンク堂書店にでも
行ってみようかと思います♪
もしかしたら、今まで探しきれていなかった書籍があるかもしれない・・・。

本の話ついでにコメントしますが、先日「末期ガンになったIT社長からの手紙」という本を読みました。
胃癌の末期であり、しかも未分化(スキルス)であるこの著者は、私なんかと比較にならない程、
重病でありますが、同じ癌患者としての考えにはかなり共感できる点が多くありました。
病院の待ち時間で一気に読みきれるぐらい読みやすい本ですので、
興味のある方は是非、読んでみて下さい。(^^)

B型肝炎の治療に関しては、来月が真のターニングポイントになるかもしれません。






【 再発のリスク 】 − 2006.07 上旬 −

7月上旬、外科に診察しに行きました。
毎月、定期健診で千葉県内にある某大学病院の内科に通っていますが、
この病院には東京都内に本院があります。
私は、肝細胞癌摘出手術は、現在通っている千葉県内の大学病院にある外科ではなく、
都内にある本院の外科、そこの教授に執刀してもらいました。
この教授は、肝臓に関しては日本でもトップクラスの名医です。
術後退院してからは、千葉県内の大学病院の方が家から近い事もあり、
そこの内科に戻り、現在は月一度のペースで診察をしていますが

「何かあったらまた私が手術をしますので、仕事がお忙しくなければで構いませんので、
半年に一度、顔を見せに来て下さい。」

・・・と本院の外科の教授から言われていましたので、半年に一度のペースで、
都内にある本院の教授のところに診察しに行っています。
術後から約一年半が過ぎましたので、教授への「顔見せ的な診察」はこれで3回目になります。

担当医A:「○○さん、どうぞ。」
私:「お久しぶりです。宜しくお願い致します。」
教授:「どうですか?その後 お変わりありませんか?」
私:「はい、お蔭様で元気にしています。 一応、この前、内科で行った検査結果のコピーを
貰ってきました。 少しだけですけど、肝機能が悪くなっています・・・。」

・・・と、さすがに手ぶらで顔だけ見せに行っても仕方が無いので、何らかのデータを・・・と
内科の主治医に頼んで検査結果の用紙をコピーして貰い持参しました。
データは、前回内科で診察したGOT66、GPT128という検査結果の用紙と、
1ヶ月おきに行っている腫瘍マーカーが記されている検査結果の用紙を教授に見てもらいました。
腫瘍マーカーでは異常は見られず、AFP(基準値は10未満)が3.6でした。

教授:「・・・肝機能の数値が高いですね・・・。 CTは最後いつ頃されましたか?」
私:「えっと・・・、、、いつ頃だったっけなぁ〜。。。 半年ぐらい前ですかね?」
教授:「そうですか、では、そこに横になって下さい。」
横にある診察のベットには、エコーの機械が設置されていました。

<ベットで腹部超音波検査開始>
おぉ!今日は顔見せ的な診察ではなく、教授自らエコーもやってくれるんだぁ〜♪
・・・等と思いつつ、腹を出してベットに仰向けになりました。
すると、教授のアシスタントとして御付の担当医Aが私の腹にゼリーを塗りにきました。
この先生は、私に病理検査結果(StageV)を告知した先生で、
入院時にはかなりお世話になった先生でした。
(教授には必ず誰かかしら身の回りの雑務をする御付役がアシスタントとして一緒にいるのでした。)

担当医A「少し冷たいですよ・・・」
私:「あ、大丈夫ですよ〜♪」(笑)
教授がコンベックス(手に持ちながら腹に当てる機械)を私の腹にグリグリしながら
エコーのモニターを見始めました。
私も頭の上にあるモニター(いつ見ても何が何だかサッパリわからないのですが・・・)を
一緒に見つめました。。。
う〜ん、万が一、これで癌の再発が発見されちゃったら、シャレにならんなぁ〜・・・。(汗)

教授:「ん!??これは・・・。」
私: ( ̄□ ̄;)!?
教授:「あ、何だ、逆か。。。」
と、教授は手にしていたコンベックスが逆だったらしく、持ち返したのです・・・。
教授:「あ、これで大丈夫だ、良く見える・・・。」
(;-_-) =3 スゲぇ〜〜〜ビビったんですけど・・・。(汗)

先ずは右葉から・・・

教授:「うん、こちらには何も無いですね。」
次に左葉・・・
教授:「・・・大丈夫です、何もありませんね!」
(´ ▽`).。o ホッ、、、良かった。。。

<机に戻り、再び診察>
教授:「内科では、今後、どの様な治療を行うと言っていますか?」
私:「先々月から数値が少しずつ上がってきていまして、今度の検査結果を見て、
ゼフィックスをやるか検討する・・・と言われています。」

教授:「そうですか・・・。 今、肝機能が悪いので十分気をつけて観察して下さい。
やはり肝炎が悪化すると、腫瘍ができやすくなりますからね・・・。」
私:「はい、わかりました。」
教授:「今度は、だいぶ先になりますけど、来年の2月に来て下さい。 お大事にして下さい。」
私:「ありがとうございました。」

・・・来年の2月か・・・、忘れそうだな。。。(^^;
でも、やはり
肝臓が荒れると再発のリスクが高くなる・・・というのは、どうやら間違いないな!(汗)
<教授が言うんだもんなぁ〜。。。(汗)
う〜ん、気をつけろと言われてもなぁ〜。。。何をすれば良いのやら。。。
B型肝炎て、究極的に悪くなる(肝細胞癌・肝硬変まで移行する)と厄介な病気だなぁ。。。
経過観察かぁ・・・、思えばずっとコレばかりだったなぁ。。。
コレが嫌になって放置していて癌になったも同然なんだから、
四の五の言わずに真面目に通院しなくちゃな!
・・・と言いつつも、今は自分からやることは何も無いな・・・。
ただ、ひたすら再発するのを待つばかりなのかなぁ〜?
う〜ん。。。てな感じです。。。(−−;



次へ→ 
←戻る