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X.癌の治療  (続・四回目の入院)



【 B型肝炎と肝細胞癌 】 − 2004.12 中旬 −

CTに写っている自分の腫瘍を見つめていました・・・。

CT画像を見たい方は、コチラをクリック! →  

私:「あ、・・・そうですか・・・。」
主治医D:「大丈夫ですか?今夜、眠れそうですか???」(汗)
私:「大丈夫です。」
不思議な事に、それ程の衝撃はありませんでした・・・。
主治医D:「もともとB型肝炎でした。この腫瘍は、ほぼ間違いなく肝細胞癌です。」
私:「カテーテルで良性か?悪性か?がわかると聞いていたのですが・・・。」
主治医D:「実は腫瘍というものは、切り取って検査をしてみないと良性か?悪性か?が
わからないのです。でもB型肝炎であるという事ですので100%に近い確率で癌です。」
私:「わかりました。でも、ちょっと気になると言うか、ふに落ちない点があります!」
主治医D:「何ですか?何でも聞いて下さい。」
私:「肝臓癌になる場合、肝炎→肝硬変→肝癌・・・というStepを踏むわけですよね?
私はまだ肝硬変ではないのに何故、肝臓癌になってしまったのですか???」

主治医D:「そうなんです!その通りなのですけど、B型肝炎の場合、稀に肝硬変の過程を飛び越え
いきなり肝癌になる事があるのです!そこがB型肝炎の恐ろしいところなのです!」

いきなり???・・・知らなかった・・・。(汗)
無知というのは本当に恐ろしいものだと身をもって体験した感じでした。。。
主治医D:「2年前、通院されていた時には腫瘍はありませんでした。
いつ頃腫瘍ができたか?は断定できませんが・・・まぁ、不運とでも言うべきか、
通院されなかったこの2年間のうちに癌になったと思われます。」
私:「そうですよね、、、そういう事になりますよね・・・。」
日ごろから色々と悪さもしていた事だし、バチがあたったかな?(笑)

主治医D:「でも、幸運な事に手術ができます!肝臓癌の場合、肝臓の状態が悪く
手術したくてもできない患者さんが山程いるのです!
この前のICGの結果は素晴らしいものでした。肝機能はもの凄く良好です!
手術するなら今しかない!と思います。他にも治療方法は色々とあります。」

ラジオ波焼却法やエタノール注入法、肝動脈塞栓術(カテーテルで行う治療法)等々、
図に書いて説明してくれました。
主治医D:「色々ありますが、手術をして癌そのものを切り取る方が一番良い方法です!」
私:「う〜ん、、、確かに手術が良さそうですね・・・。
本にもそう書いてありましたし、良くわかります・・・。」

本を読んでいたお陰で医者の話がもの凄く理解できるな・・・。(苦笑)

主治医D:「実は入院された翌日に奥様を呼んで話をしました。
私は先月まで都内の本院にいました。本院には外科の名医(教授)がいます。
この教授は丁寧に手術をされる、日本でも指折りに入る名医です。
私は、その教授と顔見知りでもありますので、手術をお願いしようかと思っています!
36歳、まだ癌になるにはお若い歳です!!
今後の事を考えたら、切れるなら切った方が絶対に良いです!
切れるという事は不幸中の幸いでもあるのです!」
非常に熱い先生だ!良い先生に巡り合えて本当に良かったと思いました。

私:「わかりました、手術します!宜しくお願い致します。m(_ _)m
ところで、どのぐらい肝臓を斬るのですか?」

主治医D:「左葉を全て、もしくは右葉も少しかかるかもしれませんが、
大体1/3〜半分ぐらい切除します。癌細胞が残るとマズイですので大きく切除するのです。
肝臓は、良好な状態であれば4/5を切除しても大丈夫なのですよ!
次回行うカテーテルで『ファルモルビシン』という抗癌剤と『リピオドール』という油の様な液体を
腫瘍に入れて塞栓(=ふたをする事)し、癌を小さくさせます。
12/28に一旦、退院して下さい。そして、年が明け1/4に本院の教授のところに行って下さい。
この時期、ベットの空きを待つかもしれませんが、空きが出次第入院してもらいます。
但し、この時期ベットがいっぱいで、もしかしたら高い部屋しか空かない可能性があります。
高い方で1泊 3〜5万円の部屋ですが、その時はご了承下さい。」

私:「大体、どのぐらいの期間の入院になりそうですか?」

主治医D:「そうですね〜、1ヶ月ぐらいだと思います・・・。」

最悪、1泊 5万円の部屋だとして、30日の入院・・・だとしたら・・・、
5(万円)×30(日)=・・・150万円か!!(汗)
確か財形の積み立てがあったな・・・。。。
うぅ〜ん、、、仕方ないな、命には代えられないしな・・・。
変に無駄使いしてお金が無くなるより、この方が有意義なのかもなっ!?(笑)
主治医D:「以上ですけど・・・、大丈夫ですか?今夜、眠れそうですか???」
私:「平気です!大丈夫です!どうもありがとうございました。」

・・・しかし、入院直後にカミさんが病院に呼ばれていたとは・・・。
外来でのエコーやCTの検査で最初から『癌』だと確定されていたんだな・・・。
なるほど・・・、弟からも頻繁にメールが来るわけだ・・・。(汗)
外堀から固められた・・・って感じだ・・・(汗)
今日から、癌患者か・・・。

ちなみに、これが告知を受けた時の診断書です。 →  

その夜、友人に携帯電話で「癌」の告知を受けた事を伝えました。
私より友人の方がショックを受けていたような気がします。
やはり「癌」というのは重い病気なのである・・・と改めて実感してしまいました。。。



【 癌のおしらせ 】 − 2004.12 中旬 −

次の日の午前中に会社に電話をかけました。
上司に癌だと言わなければならないと・・・。
しかし、上司(課長)は会議中であった為、昼休みの時間に再度電話をする事になりました。

昼になり、会社に電話してみると会社の先輩が電話に出てくれ、
私が携帯電話だという事を察し、おり返し会社からかけなおしてくれました。
この先輩は、私と同じラーメン好き(ラーメンキチガイ?)であり、
私の入院直前まで色々な店に一緒にラーメンを食べに行ったという
会社で良く面倒をみてくれる先輩の一人です。(笑)

会社の先輩:「もしもし、元気か!?」
私:「はい、元気です。」
会社の先輩:「課長なぁ、会議がなかなか終わらなくてなぁ。。。
俺が課長の代理で代わりに話しを聞いてくれと言われているんよ。」
私:「あ、わかりました。・・・あの・・・、かなり酷な話をしますが良いですか?」
会社の先輩:「ええよ。」
私:「いいですか?」
会社の先輩:「ええって。ちょっと待って、メモとるから・・・。」
私:「えぇ〜っと、病名がですね・・・」
会社の先輩:「ん、病名が・・・」
(メモメモ・・・)
私:「肝細胞癌です。 ・・・癌でした!」
会社の先輩:「マ、マジで!???大丈夫か、お前!?まさか死ぬって事ないよな!?」(汗)
私:「大丈夫です。」
・・・昨日、主治医から話があった事を全て伝えました。
会社の先輩:「わかった、課長に報告しておくわっ!」
私:「宜しくお願いします。」

電話での報告を終えました。
やっぱ驚くわなぁ〜・・・。(汗)

午後、遠方から友人が上京して見舞いに来てくれました。
部屋は狭いし、ベットで寝ながら話すのもアレなので外の喫煙所に行きました。

友人:「久しぶりだね〜。」
私:「久しぶりだな!わさわざ悪いね、遠くから。。。」
友人:「どう?大丈夫?元気そうじゃん!」(笑)
私:「いやぁ〜、昨日さぁ〜、医者から癌の告知を受けたよ。」
友人:「・・・」

友人の顔面が蒼白になりました・・・。
友人:「まじで???」
私:「でも、大丈夫だ!斬ればいいんだ!斬りたくても斬れない人が山ほどいるらしく、
その点、俺はラッキーだ!」

友人:「スマン・・・、何て言ったらいいか・・・」(汗)
私:「全然、気にしないでくれ、自分で言うのもアレなんだけど、
『俺は癌かぁ〜〜〜!』って頭を抱え込むってわけでもなく、
不思議な事に至って冷静なんだよな・・・。もう、なってしまったものは仕方が無いんだ、
斬ればイイ!という事らしいから、いさぎよく斬るしかないんだ。
・・・って、タバコ吸いながら言っている場合じゃないよな!
癌患者がタバコ吸っていたらサスガにマズイよなぁ〜!」(笑)

友人:「・・・、イヤ、お前、凄いよ!俺だったら今頃かなり落ち込んでいるよ!」(汗)

えっ!?凄いか?この俺が???
というか、俺って人より単に鈍感なだけかもしれないな。(汗)
いや、まだ自分が癌だと実感が沸いていないだけなのかもしれない・・・。

しばらく話をして
「また来る」と言い、友人は帰りました。

前日は、同じ学生時代の友人・後輩が大勢見舞いに来てくれました。
その中で、良く遊んでいた友人の一人に、癌になった事を携帯でメールし、
他の皆にも伝える様、お願いをしました。
別の方面で交友関係にある友人にも、電話やメールで癌だと告げました。
自分は癌という事を隠すつもりはもうとう無いし、癌になったからと言って「特別」だとも思っていない。
そういう事を意思表示するつもりで、心配してくれている人には正直に話すようにしました。

後日、会社の上司・先輩・後輩、友人らが
「いつ見舞いに行ったらいい?」と携帯に
メールが入りました。本当に有り難いことです。
でも皆さん、一気に来られて、もしカチ会った場合、その人達が全く知らない者同士であれば、
どちらかが遠慮して、せっかく来たのに帰るはめになる事もあるであろう・・・。
わざわざ時間を割いて見舞いに来てくれたのに、それでは返って申し訳がない。
・・・という事で、携帯メールに、
「何日の何時なら空いています、その日に見舞いに来てください。」
と、検査の合間をぬって、お互い知らない人同士がバッティングしないような形で
こちらから調整のメールを入れました。
結構、調整が大変でしたが、見舞いに来て頂ける・・・というのは有り難い話です。
でも、自分から
「この日に見舞いに来てくれ・・・」というのも、何だか厚かましい様な
感がしてました。(汗)

この週は、検査も色々とありました。
胸部レントゲン、胃カメラ、大腸バリウム・・・。
これらは、手術前に身体を調べるという意味合いもあれば、
癌が他の臓器に転移していないか?を探すという意味合いの方が非常に強いものでした。
以前、十二指腸潰瘍の為、過去3度ほど胃カメラを呑んだ経験がありましたが、
これが非常に辛い!私の場合、何度やっても慣れません・・・。
以前、上司が実家の近くの病院は、胃カメラの時に眠らせるところがあり、
非常に楽だ・・・と言われていたことを思い出し、
「胃カメラをしている間、麻酔で寝かせてくれないか?」・・・と医師に聞いてみたところ、
あっさりと
「できますよ。」との事でした。
・・・という事で迷わずお願いしました。(笑)
ボーとする薬を打つと言われていましたが、実際やってみるとボーっとするのではなく、
思い切りコロっと爆睡状態!(笑) 非常に楽でした!
通常行う(目が覚めている状態で行う)場合より少々リスクはあるものの、
私の場合、この方法は非常に有り難いものでした。
あと、大腸バリウム・・・、これはまぁまぁ辛かった感じがしましたが、
私の場合、胃のバリウム検査より楽にできました。
検査前に腸の動きを止める薬を腕に筋肉注射をされたのですが、これがかなり痛い!!!
「イテテ、、、痛てぇ〜よ〜!」と思わず声に出しちゃった程でした。(^^;
以前より、腸の調子が悪いこともあったので、自分としては心配していましたが、
検査の結果は異常ナシ! 癌の転移は見当たらなかったのです・・・。

検査の前の夜に『事前承諾書』みたいなものを渡されます。
それにサインをしてからの検査になるのですが、今までは病名の箇所には「肝腫瘍」と
書かれていたのに、癌の告知以後、病名の欄には「肝癌」と思い切り書かれていたのでした。(−−;
でも何故か妙に笑えてしまいました。(笑)



【 カテーテル 】 − 2004.12 下旬 −

何故、カテーテルを入れるのか?
入院前は『血管造影』と言って、肝臓にある腫瘍近くまでカテーテルを入れて
そこに造影剤を集中的に入れてレントゲンを撮るという検査主体のものでした。
ところが、蓋を開けてみると本来の目的は、腫瘍に抗癌剤をブチ込んで癌を小さくするという、
いわゆる『動脈塞栓術』という癌の治療を行うためのものなのでした。
勿論、血管造影を行い、癌がどのような状態であるか?も詳しく見ます。
主治医の回診時に、心配しているカテーテルの痛みについて聞いてみる事にしました。

私:「先生、カテーテルには痛みはありますか?」
主治医D:「え?いや、そんなには無いですよ。」(笑)
私:「う〜ん、太ももの付け根から入れるという事で、今まで刺した事が無い場所に
針を刺すじゃないですかぁ!?痛そうかな???と思いまして。。。」

主治医D:「最初、麻酔を打つ時に少しチクリとするかもしれませんが、
カテーテル自体には痛みは全くありませんよ。
何故なら、血管の内側には神経がありませんから。」

ナルホド!神経が無いなら痛い筈がないな!聞いて良かった。。。(笑)
私:「あと先生、お願いがあるのですけど。。。」
主治医D:「何ですか?」
私:「CT画像って、コピーして頂けないのでしょうかね?」
主治医D:「う〜ん、紙にコピーはできないと思いますが、フィルム自体のコピーはできますよ。
お金かかると思いますけどいいですか?」

私:「幾らぐらいですか?」
主治医D:「500円ぐらいだと思います。」
私:「あ、そんなに安いのですか?お願いします。」
主治医D:「わかりました。あれでしょ?記念にでしょ?」(笑)
記念か・・・。(汗) 記念というか、自分への「戒め」として欲しいだけでした・・・。

検査の二日前に外泊をしました。(家に帰りました。)
病院を出る前、看護士さんにバイ菌が入るのを防ぐため、毛を剃ってくる様に言われました。
ヘソから下〜膝の上まで、全て毛を剃らなければならないというのです!
パイパンかよ!(汗)ってな感じでしたが、自分で剃るだけましか・・・とも思い諦めたのでした。
(さすがに剃ってもらうのは恥ずかしいですから・・・)。
あと、病院の売店で「T字帯」と「浴衣」を買うように言われました。
T字帯とは、布ではなく、素材はガーゼで、パンツ(下着)の代わりに履く、
検査・手術用の「しも隠し」みたいなものです。(笑)
検査は、パイパンにT字帯を付け、浴衣を着て行うのです。

ついにその日がやってきました。。。
T字帯を付け、浴衣に着替えて待機です。
T字帯はモロ、「ふんどし」という感じです。。。
なるほど、股間部分がT字になるからT字帯かぁ・・・。
T字だと、脇の太ももの付け根が出ているし、そのままそこから針をさしてカテーテルを
入れるんだな・・・。普通のパンツ(下着)着用だと、脱がなきゃいけないしな・・・。
何でこんなもの、わざわざ買わなきゃならないんだ?・・・等と思っていましたが、
やっとコレを付ける意味が分かりました。。。
パンツ(下着)を履いていて、検査が邪魔で脱がされ、丸出し状態じゃイヤだからなぁ〜(笑)
浴衣に着替え、待つこと数分、「ボーッ」とする薬と言う点滴を腕から入れられ、
滑車付きのベットに寝かされ、そのまま検査室へ転がされて行きました。。。

検査室に入ると、医師が5〜6人程いました。
結構、大掛かりだなぁ〜・・・等と思っていたら、マスクをした主治医がいました。

主治医D:「気分はどうですか?」
私:「何だか、眠くなってきましたよ〜。。。」(笑)
主治医D:「そうですかぁ、眠くなったら寝ても良いですからね。」
私:「えっ?寝ていいの?」(笑)
主治医D:「はははっ、いいですよ〜。」

あれ?写真撮るのに、寝たら息止めれないじゃん?イイのかなぁ〜、寝て。。。
でも、寝てしまえば麻酔の時の痛みは感じないかも・・・、寝ちまうかっ!(笑)

しかし、薬でウトウトしている私に、検査医師がやたらと設置している機械について
説明をしてきます・・・。
う〜ん、これじゃ寝れないよ・・・。ヤバイ、、、始まってしまうな、早く寝なければっ!(汗)

カテーテル担当医師:「それでは始めます!」
あぁ〜あ、寝れなかったじゃんか!(汗)
カテーテル担当医師:「浴衣外します!」
T字帯一枚になった・・・。いよいよか・・・。
カテーテル担当医師:「T字帯外します!!」
ナニっ!? オイオイ、、、丸裸だぞ!(汗)
う〜ん、サスガに緊張しているせいか、チンチンが激縮みしているし・・・(汗)
女医さんも見ているなぁ〜・・・、まぁ、治療だし、仕方がないな。。。(苦笑)

すると、激縮みしているチンチンが邪魔になるのか?検査医師は激縮みチンチンを持ち上げて、
左上の方に絆創膏でペタリと止めやがったのです!!(汗)

オイオイ、マジかよ〜。。。もう、どうにでもなれ!って感じでした。。。
思えば、この歳まで色々な事をヤッてきたし、こんなぐらいは恥ずかしいうちには入らんな!(笑)
・・・なんて自分に言い聞かせていたら股間部にタオルをかけてくれました。
ホっ・・・。 これで治療に専念できるな!(笑)

カテーテル担当医師:「麻酔をします、少しチクリとするかもしれませんが我慢して下さいね!」
うわぁ〜、痛え〜のかなぁ???
もの凄い力で太ももの付け根部分を指で圧迫する・・・。
ん?針を刺しているのか?大丈夫そうだな??
少しチクリとしました。。。
私:「イタっ・・・」
カテーテル担当医師:「あ、すいません、今のは痛かったですね・・・。」
私:「いえ、大丈夫です・・・」
少しだけ痛かったのですが、太ももの付け根が圧迫されているので、
痛みの感じ方は非常に少なかったのでした。
でも、嫌だなぁ〜・・・、また痛くなるのかなぁ〜・・・。。
主治医D:「もうカテーテルが入っていますからね。」
私:「え!?もう入っているんですか???」
主治医D:「どうですか?全然痛くないでしょ?」
私:「麻酔はとっくに終わっていたんですね!?全然痛くないです!」
主治医D:「この先生は凄く上手いんですよ!」(笑)

有り難い!非常に有り難い!!上手い先生に当たってホント良かった!(笑)
主治医D:「今、丁度、腫瘍の手前までカテーテルがきてますよ。」
早っ!もう???速攻で血管の中を管が通って行くんだろうなぁ〜。。。

主治医とカテーテル担当医師の会話が聞こえます・・・。
カテーテル担当医師:「S3かな〜?」
主治医D :「う〜ん、やはりS2ですね。どうやら、門脈にはかかっていない様だ、大丈夫だな!」

門脈?肝臓の太い血管か・・・。そうか、そういうところも見るんだなぁ〜。。。
腫瘍が門脈に達していたら手術は無理になるな・・・。(汗)危ないところだなぁ・・・。

しばらくして、写真を撮るために何度か息を止める様、指示が出ました。
レントゲン感覚でしたが、息を止めなければならない秒数が通常のレントゲンより長く、
かなりキツかったです。。。

カテーテル担当医師:「撮影はもう終わりましたよ。最後に薬を入れます。
少し、みぞおち辺りが圧迫される感じがしますが、痛かったら言って下さい!」

!?薬???ファルモルビシン(抗癌剤)か!
ついに抗癌剤投与か・・・。(汗)

・・・・・・。大丈夫そうだな・・・、ん?確かにみぞおち辺りが押される感じがするな・・・。
カテーテル担当医師:「もう少しで終わりますからね、がんばって下さい。」
まだあるのか・・・、結構な量、入れてるぞっ!(汗)
やべぇ、結構キツくなってきたなぁ〜、、、
何だか胃の上辺りが苦しくなってきました。。。(−−;
私:「イテ、イテテ・・・・」
思わず声を出してしまいました。(汗)

カテーテル担当医師:「ハイ!終わりました!」
主治医D:「おぉ、強いなっ!」

強い?皆、もっと痛がるのか???
確かに、最後の方は痛かったなぁ〜。これ以上されたら、俺もヤバかったかもしれない。。。

カテーテルを体内から抜かれました。
最後に、針を刺した太ももの付け部分から出血しないように様、処置を受けます。
かなり強く指で太ももの付け根部分を体重をかけながら押さえられました。
結構な時間、10分ぐらいだろうか・・・?
医師も大変なんだなぁ〜。。。

カテーテル担当医師:「ハイ、お疲れ様でした!」
私:「全然、痛くなかったです!どうも、ありがとうございました!」


T字帯と浴衣を着せられ、滑車付きのベットで病室に運ばれました。
運ばれた後は、朝まで絶対安静です。
動いて針を刺した部分から血が出たら最悪なのです。なんせ動脈に穴を空けたのですから・・・。
夕食は、寝たまま食べやすい「おにぎり」でした。
しかし!おかずは、焼き魚・・・(汗)食べやすい様に枕元においてくれたが、
さすがに寝ながら箸で焼き魚は食えないだろうっ!
何度かやってみたがボロボロこぼす・・・(汗)
丁度、カミさんが見舞いに来たので食わせてもらいました。
良かった、助かった〜♪(笑)

しかし、一難去ってまた一難て感じで、何と言ってもトイレがキツイ!
尿瓶なのである・・・。コレが、なかなか出ない!(汗)
何とか一回出しましたが、出すのに30分もかかってしまいました。(−−;

次の朝、医師の回診で傷口を見てOKが出るまで、動いてはならない事になっています。
起きてから、ずっと膀胱がパンパンだ!(汗)
何度とTRYしましたが、・・・出ない・・・。非常にキツイ・・・。
回診の予定時間が40分程遅れ、担当医がやっと来ました!
あまりにもキツかった事から
「もう何やってんですかぁ〜早く来て下さいよ〜!」
怒鳴ってしまいました・・・。(−−; <ゴメンなさい。
出血していないとOKが出たので、すぐさまトイレに駆け込んだのでした・・・。
いやぁ〜、ホント、辛かった!(汗)




【 一時退院 】 − 2004.12 下旬 −

肝臓に抗癌剤をブチ込んだ副作用は主に発熱。
39度近く熱が上がりました。これは、抗癌剤が癌細胞を殺しているという証だという事です。
しかし、正常な肝細胞も殺しているとも主治医に言われました。
他、副作用は歩いたときに、少しみぞおち辺りが痛いというか、響くというか・・・。
なので、できるだけ痛くないようにゆっくり歩く様にしました。

消灯は21時ですが寝れる筈がない!(汗)
テレビで「白い巨塔」のダイジェスト版が2夜に渡り放送していたので見ていました。
財前教授(唐沢寿明)の
「死にたくなければ切るしかないです!」
というセリフがやけにリアルで笑えたのでした。(笑)


検査も一通り済んで内科でやる事はもう無くなりました・・・。
・・・という事で、12/28一時退院となり、あとは外科で手術のみ!
今度は、都内にある本院(外科)に入院して、名医と呼ばれる教授に手術をしてもらう手はずです。

ベットの空きが出るまで自宅待機となりました。。。



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